お彼岸になると必ず咲く彼岸花。
咲く期間が1週間なのも、お彼岸の期間と重なります。
子供の頃は、何だか近寄り難かった彼岸花ですが、
この年になると、あちらの世界「彼岸」とこちらの世界「此岸」をつないでくれる愛しい花に思えます。
境内のあちこちにいっぱい咲いています。
花が咲いているときには、葉が無い、やはり不思議な花ですね。
蜜を吸いに、蝶も止まっています。
白い彼岸花もよく見かけるようになりました。
シルバーウィークと重なった今年の秋のお彼岸。
おじいちゃん、おばあちゃんと手をつないだかわいい子供たちも
たくさんお墓まいりにお寺参りに来てくれました。
亡くなったご先祖様に感謝し、手をあわせることで
絆がつながっていく思いがします。
曼珠沙華
彼岸花のことを曼珠沙華(まんじゅしゃげ)ともいいます。
これは、サンスクリット語で「天界に咲く花」という意味だそうです。
やはり「彼岸」と「此岸」を結ぶ花なのですね。