お彼岸がくると必ず花咲く彼岸花。
仏教の経典に「天上の花」「赤い花」として記されています。
めでたいこととして付けられた呼び名が曼殊沙華。
人々の悲しみを受け止め、その悲しみを乗り越える力を与える彼岸花です。
位牌・納骨堂である霊明殿に、皆様の手作りのおはぎをお供えしました。
お彼岸の期間、たくさんの方がお参りになられ、おはぎをお持ち帰りになられました。
ご先祖様を敬うお気持ちに満ちていました。
彼岸花に魅せられながらも、秋のお彼岸は、何かもの悲しい、寂しい気持ちもします。
花が咲いているときに葉はなく、葉は、花が咲き終わったあと地面から直接生えてくる、なんとも不思議な彼岸花。
来年のお彼岸には、必ず約束を果たすかのように、花咲かせてくれます。
10月は、ドングリの季節。
ドングリでいっぱいのお山に、近くの幼稚園、小学校、中学校の生徒たちが来てくれます。
子供達の声が響くお山、賑やかですよ。