み仏と蓮華は非常に深いご縁があります。
如来様も菩薩様も、みな蓮華の台上にお立ちになり又はお座りになられて
私共に救いの御手をさし延べて下さっています。
真照院の開山忌当日も 蓮華の慈愛に満ちていました。
蓮華の功徳
「汚泥不汚の徳」
蓮の花は、泥中にあっても、まったくその汚れに染まらず美しい清らかな花を咲かせます。
「種子不失の徳」
そして、ほとんどの植物の種は、時がたてば、力を失い、発芽することはありませんが、
蓮の種だけは、千年,二千年を経ても、立派な芽を出し美しい花を咲かせます。
「花果同時の徳」
普通の植物は花が咲いて交配されて、次に実を結びますが、蓮の花だけは花が咲いた時は既に実もできています。花と実と同時にできるわけです。
(参考文献 金剛流詠歌和讃の解説)
毎年開山忌には、 吉松千恵子様が丹精こめた蓮の花を早朝6時に届けてくださいます。
5時前から、泥の田にはいり、大切に育てられた蓮の花を切り取って届けてくださいます。
暁早くほのぼのと 東の空は白みゆき
紅蓮の蕾ふくよかに 仏の慈悲をたとうらし ご詠歌 蓮華の功徳2番
ありがとうございました。