弘法大師の命日にあたる4月26日(火)27日(水)(旧暦3月20日、21日)に秋穂霊場八十八ヶ所の「お大師参り」がおこなわれました。
この日には、お参りに来られた方々に対し、各札所において地元の方による
心のこもったお接待があります。
真照院には、4つのお札所があります。
(残念ながら、お接待に忙しく、人波が途切れた時の写真しかとれませんでした)
第54番札所 大師堂 ご本尊 不動明王
第64番札所 大師堂 ご本尊 阿弥陀如来
近所の小学生たちも先生方に引率されてお参りに来てくれました。
おうちの方や先生方がご指導なさったのでしょう。
お接待に「ありがとうございました」という言葉と感謝の気持ちのお賽銭を置いていく姿に、大事な文化の継承を感じました。
秋穂八十八ヶ所は、天明三年(1783)に遍明院第八世性海法印が弟子とともに四国八十八ヶ所を巡り、各霊場から御符と土砂を受けて帰郷し、札所を定めたのが始まりとされています。
日本で一番古い八十八ヶ所です。
それから230年以上、今日まで地元の人々の手により、大事にお祀りされてきました。
法境の里 秋穂 日常の暮らしの中にいつもお大師様がおいでです。